K-3B EXECUTIVE。干場義雅氏が語るその理念

K-3Bの新たなステージを象徴する「K-3B EXECUTIVE (ケースリービーエグゼクティブ)」、間もなく始動。

ブランドの核である「合理性と機能美」をさらに高め、公式なビジネスシーンにおいても揺るぎない存在感を放つ、新たなコレクションです。





K-3B EXECUTIVEとは

クリエイティブディレクター 干場義雅氏 コメント

「合理性と機能美の融合」──「K-3B(ケースリービー)」を象徴するこの言葉は、ビジネスウェアの概念を再定義する一着から始まりました。
僕がブランドのクリエイティブディレクターを務めるなかで、セットアップを中心に数々の機能服を手がけてきましたが、今回発表するセットアップとコートやブルゾンは、K-3Bの世界観を大きく押し広げる「新しい扉」と言えるかもしれません。

そんなコレクションに、僕たちは「K-3B EXECUTIVE(エグゼクティブ)」という名前を与えました。

そもそものきっかけは、ある経営者との何げない会話でした。
「日常のビジネスシーンで、ナイロンを選ぶ理由がほしい」──そう語る彼の言葉が、僕たちの次の一手を決めたのです。

これまでのK-3Bは、出張やリモートワーク、ゴルフの行き帰りといった都会的でカジュアルなシーンで抜群の強みを発揮してきました。
一方で、ビジネスの第一線でタイドアップしたスタイルを求められる場面には、よりクラシックな佇まいが必要とされることもあります。
そこで僕たちは、公式なビジネスシーンにも対応できる最高の素材と仕立てによるスーツをつくることを目指し、「EXECUTIVE LINE」を立ち上げました。

ただし、ナイロン素材でのテーラリングは容易ではありません。
ウールは熱を加えることで立体的に形を作ることができますが、ナイロンにはそうした特性がなく、仕立てが非常に難しい。
今回は岩手県の「東和プラム」に依頼し、高密度のナイロン合繊素材を用いたテーラリングに挑みました。
彼らの56年の歴史の中でも初めての試みであり、我々にとっても大きな挑戦となったのです。

こうして完成したK-3B EXECUTIVEラインは、KAJIF(カジフ)が誇る最高峰の機能素材を使い、あらゆる公式なビジネスシーンに通用する装いとして設計されています。
ナイロンであることを忘れるほど静かで品格ある表情、精緻な仕立て、そしてスーツのような信頼感。
長時間の移動やプレッシャーのかかる場面でも、身体の動きを妨げないストレスフリーな着用感を実現しました。

目の肥えた大人も納得するテーラリングの技法を最大限に取り入れながら、都市生活者の日常に溶け込むラインとして生まれたのが、K-3B EXECUTIVEです。


発売日や詳細情報は、公式サイト・メルマガにて改めてご案内いたしますので、どうぞ楽しみにお待ちください。




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